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「VMware Workstation」「VMware Fusion」に脆弱性、修正版が公開

深刻度は同社の基準でもっとも高い“Critical”

「VMware Workstation 12.5 Player」v12.5.4

 米VMware, Inc.は14日(現地時間)、仮想PCソフト「VMware Workstation 12.5 Pro」および「VMware Workstation 12.5 Player」の最新版v12.5.4を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。本バージョンは脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 同社が公開したセキュリティ情報(VMSA-2017-0005)によると、今回のアップデートではドラッグ&ドロップ機能における範囲外のメモリアクセスが発生する脆弱性(CVE-2017-4901)が修正されているとのこと。深刻度は同社の基準でもっとも高い“Critical”に分類されており、最悪の場合ゲストOSからホストOS上でコードが実行できてしまうという。この脆弱性はMac向けの「VMware Fusion」にも影響するため、同日付けで修正版のv8.5.5がリリースされている。

 「VMware Workstation 12.5」は64bit版のWindows/Linuxに対応しており、「Player」は非営利目的に限り無償で利用可能。商用ライセンスは16,890円(税込み)。「Pro」は同時に複数のインスタンスを実行する機能などを備えた上位版で、価格30,890円(税込み)などで販売されている。

ソフトウェア情報

「VMware Workstation Player」Windows版
【著作権者】
VMware, Inc.
【対応OS】
64bit版のWindows Server 2008/7/8/Server 2012/10
【ソフト種別】
フリーソフト(非営利目的のみ)
【バージョン】
12.5.4(17/03/14)