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AMD公式のオーバークロックツール「Ryzen Master」に2件の脆弱性
修正版はすでに提供済み
2026年8月13日 13:33
米AMDは8月11日(現地時間)、セキュリティアドバイザリ「AMD-SB-9020」を公開した。オーバークロックツール「AMD Ryzen Master」と「AMD Ryzen Master Monitoring SDK」に、以下の2件の脆弱性が存在するという(括弧内は「CVSS 4.0」の基本値と深刻度の評価)。
- CVE-2025-54512:ローカルの低権限攻撃者がセットアップフォルダーに悪意のあるDLLを配置し、管理者が「AMD Ryzen Master」をインストールすると、権限昇格や任意コード実行につながるおそれがある(7.0/High)
- CVE-2026-0465:「AMD Ryzen Master」のドライバーに存在する解放後メモリ利用(Use-After-Free)の脆弱性により、クラッシュやサービス拒否(DoS)が引き起こされるおそれがある(5.6/Medium)
いずれの脆弱性も、下記のバージョンで対処済み。該当する修正バージョン以降への更新を推奨している。
| 製品 | CVE | 修正バージョン | 公開日 |
|---|---|---|---|
| AMD Ryzen Master | CVE-2026-0465 | 3.1.1.5502 | 2026年7月22日 |
| AMD Ryzen Master | CVE-2025-54512 | 3.0.0.4199 | 2025年7月23日 |
| AMD Ryzen Master(AMD Ryzen 3000シリーズ向け) | CVE-2025-54512 | 2.14.3.5040 | 2026年3月13日 |
| AMD Ryzen Master Monitoring SDK | CVE-2026-0465 | 3.1.1.5478 | 2026年7月22日 |
| AMD Ryzen Master Monitoring SDK | CVE-2025-54512 | 3.0.1.4732 | 2025年11月21日 |
「AMD Ryzen Master」は、「AMD Ryzen」プロセッサーや統合「Radeon」グラフィックスのパフォーマンスをリアルタイムに制御できるツール。クロックや電圧を自在に変更し、アプリケーションや用途に応じてパフォーマンス、電力消費、安定性のバランスを調整できる。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能だ。














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