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Webブラウザーの不具合で「Salesforce」が操作不能に、「Chrome 153」「Edge 153」で発生

他の「Chromium」系ブラウザーでも発生のおそれ

「Salesforce Help」における当該問題の記載

 「Microsoft Edge 153」で一部Webアプリの操作中にウィンドウが固まる問題は、「Chromium」側の問題だったようだ。米Salesforceが9月16日(米国時間)、Windows環境の「Google Chrome」「Microsoft Edge」をv153へアップデートすると、「Salesforce」のユーザーインターフェイス(UI)がセッションの途中で操作を受け付けなくなることがあるとして、サポート文書を公開している。

 それによると、ページのスクロールはできるものの、マウスやポインターのクリックが認識されなくなり、ボタンやリンク、入力欄を操作できなくなる。ブラウザーを再起動するかページを再読み込みすれば一時的に復旧するが、しばらくするとまた発生するという。

 この問題は、以下のような条件で発生しやすくなることが確認されている。

  • 外部モニターやデュアルモニターを接続している:セッション中に表示環境が変わる(ドックへの着脱、モニターの接続、モニターのスリープからの復帰)と、さらに起こりやすくなる
  • UIを素早く操作している:ゆっくり操作する場合よりも、インターフェイスを速くクリックしていくほうが発生しやすい

 同社はこれをサードパーティ側の問題とし、「Salesforce」プラットフォームの不具合ではないと説明。原因として、「Chromium」のバグトラッカーに登録されている不具合(issue 559795247)を挙げている。「Blink」エンジンのドラッグ&ドロップ処理(DataTransfer)実装で機能後退(リグレッション。それまで正常に動いていた機能が、更新によって壊れてしまうこと)が起きていたようだ。

 この不具合は「Chrome 153.0.8010.48」で解決済み。影響を受けている場合はこのバージョン以降へ更新するよう案内している。更新しても解消しない場合は、同社のサポートへ連絡してほしいとしている。

 「Edge」の場合は、9月17日にリリースされたv153.0.4234.46で「Chromium」側の修正が取り込まれている。執筆時現在、Microsoftからこの問題が解決されたというアナウンスは行われていないが、アップデートで解決するとみられる。