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「拡大鏡」にまぶしさを抑えるテーマ、OS復元機能「クラウド リビルド」はドライブの安全な消去に対応
「Windows 11 Insider Preview」に新しいビルド
2026年9月22日 15:20
米Microsoftは9月18日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」ビルドをアップデートした。以下のビルドが展開中だ。
- Beta:Build 26220.9492
- Experimental:Build 26340.9502
- Experimental(26H1):Build 28120.3032
- Experimental(Future Platforms):Build 29671.1000
今回のリリースでハイライトとされているのは、Experimentalチャネルで段階的に展開される以下の3つの新機能・改善だ。
- 「ポインター インジケーター」(Mouse indicator)の改善:マウスカーソルが今どこにあるのかを示してくれるアクセシビリティ機能で、アニメーションがより洗練されたものに。[Esc]キーを押すまでインジケーターを表示し続けるオプションも追加された
- 「拡大鏡」のコントラストテーマ:まぶしさを抑えるためのコントラストテーマを追加。ツールバーからワンタッチで切り替えられるように
- 「クラウド リビルド」の強化:新しい回復機能「クラウド リビルド」による再構築の際、ドライブのデータを安全に消去するサニタイズ機能が追加。IT管理者がリモートから構成・開始できるようにする仕組みも
まぶしさを抑えてスクリーンを見やすくする方法として、「拡大鏡」アプリには画面の色を反転させる機能がすでにある。しかし、色の反転は写真やグラフ、動画にも適用され、本来の色が変わってしまうのが難点だった。
「拡大鏡」アプリの新しいコントラストテーマは、インターフェイスの配色だけを見直し、写真やグラフ、動画には手を付けないのがポイント。メディアコンテンツは本来の色が維持される。
最近、Microsoftは「拡大鏡」アプリの改善へ集中的に取り組んでいるようで、先日はツールバーのデザインが刷新されたばかりだ。
一方、「クラウド リビルド」(Cloud rebuild)は、OSを完全に再インストールしてWindows 11 PCをクリーンで正常な状態へ戻す新しい回復オプション。今回のアップデートでは、Windows 回復環境(WinRE)で再構築を始める際に、以下の2つから選べるようになった。
- Remove files:ファイルを削除する。PCを使い続ける場合に向く
- Remove & sanitize:ストレージハードウェアの消去機能を使い、Windowsを再インストールする前にデータを安全に消去する。PCの廃棄・返却・再割り当ての前に向く。元には戻せない
また、IT管理者は「Recovery CSP」を通じて、「クラウド リビルド」をリモートで構成・開始できるようになった。再構築に使うのは、現在インストールされているビルドか、指定したターゲットビルドのいずれか。
そのほか、Beta/Experimentalの両チャネルでは、ライブキャプションにスクリーンリーダーの音声を含めるかどうかを選ぶ設定が追加された。「Hyper-V」のフォルダー共有や「ファイル履歴」のバックアップに関する不具合も修正されている。
開発チャネルの切り替えは[Windows Update]-[Windows Insider Program]設定ページから可能。同じWindowsコアのチャネル間であれば、多くの場合、既存のアプリや設定を引き継ぐインプレースアップグレード(IPU)で切り替えられ、クリーンインストールは不要だ。新機能の体験と安定性、どちらを重視するかに応じて気軽に切り替えるとよいだろう。
























