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AMD製の広範なプロセッサーに脆弱性 ~Athlon 3000からRyzen 9000/AI 300までに影響
2026年5月のセキュリティ情報を公開、BIOSの更新を
2026年5月27日 15:09
米AMDは5月12日(現地時間)、セキュリティアドバイザリ「AMD-SB-4017」を公開した。「AMD Athlon 3000」シリーズから「AMD Ryzen 9000」「AMD Ryzen AI 300」シリーズまで幅広い製品が対象で、マザーボード・PCメーカーから提供されるBIOSアップデートの適用が推奨されている。
今回公開された脆弱性は、CVE番号ベースで計10件。「CVSS 4.0」のベーススコアによる深刻度の内訳は、「High」が2件、「Medium」が6件、「Low」が2件となっている。
そのうち、もっとも深刻度の高い2件はいずれも「AMD Secure Processor」(ASP)に関するもの。ASPのアクセス制御が不十分なために「System Management Network」(SMN)の機密領域がマッピングされ、権限昇格につながるおそれがある(CVE-2021-46747)ほか、ASPの電源管理操作においてハードウェア構成状態の保護が不適切で、「Video Core Next」(VCN)ファームウェアの実行フローが変更される可能性がある(CVE-2023-31316)。
影響を受ける主なプロセッサーは以下の通り。
- 「AMD Athlon 3000」シリーズ(デスクトップ・モバイル)
- 「AMD Ryzen 3000」~「AMD Ryzen 9000」シリーズ(デスクトップ・モバイル各世代を含む)
- 「AMD Ryzen AI 300」「AMD Ryzen AI Max/AI Max 300」シリーズ
- 「AMD Ryzen Threadripper」シリーズ(3000/7000/9000世代、PROを含む)
- 「AMD Ryzen Z1」「AMD Ryzen Z2」シリーズ
このほか、組み込み向けの「AMD Ryzen Embedded」各シリーズ(R1000/R2000/V1000~V3000、5000~9000)なども影響を受ける。
なお、DDR5メモリーモジュールに関する「CVE-2025-48516」は、対処にハードウェアの変更が必要とのことで、ほとんどの対象製品で「修正の予定なし」とされている。それ以外の脆弱性の多くは、すでにOEM各社へ提供されている「AGESA」(AMD Generic Encapsulated Software Architecture)ファームウェアで対処されている。





















