「Access 2016」が“bigint”型に対応 ～まずは“Office Insider”でテスト

デスクトップ版「Access」で“bigint（Large Number）”を新たにサポート（同社サポートページより引用）

　米Microsoft Corporationは28日（現地時間）、3月に「Office 365」へ実装された新機能を公表した。デスクトップ版の「Access」では、大きな数値を扱えるデータ型“bigint（Large Number）”が新たにサポートされた。“Office Insider”でテストされて問題なければ、製品版にも導入される見込みだ。

　“bigint”型はODBCの“SQL_BIGINT”データ型と互換性があり、大きな数値を効率的に計算することが可能。「SQL Server」などの“bigint”対応データベースとリンクしたり、“bigint”データのインポートが行えるようになる。

　“bigint”型は「Access 2016」のビルド7812以降で利用できるが、初期状態では無効化されている。利用したい場合は、データベースのオプション画面でサポートを有効化する必要がある。