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30件の脆弱性を修正した「Thunderbird」v52.1.0がリリース

“Google アカウント”のOAuth認証を行う場合に次の手順へ進まない問題も解決

「Thunderbird」v52.1.0

 Mozillaは4月30日(太平洋時間)、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v52.1.0を公開した。今回のアップデートでは、メッセージへ画像を埋め込む際に背景画像が表示されないなどの問題や、“Google アカウント”のOAuth認証を行う場合に次の手順へ進まない場合がある問題が修正された。また、多数の脆弱性が修正されている。

 Mozillaが公開したセキュリティアドバイザリによると、今回修正された脆弱性は全部で30件。深刻度の内訳は、Mozilla基準で4段階中最高の“Critical”が8件、上から2番目の“High”が17件、上から3番目の“Moderate”が5件となっている。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。インストール済みの場合は、自動更新機能でアップデートすることもできる。Windows版はWindows XP/Server 2003以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。