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定番の画像編集ソフト「GIMP」v2.8.22が公開、10年来の脆弱性を修正
シングルウィンドウモードで描画パフォーマンスが向上
2017年5月12日 15:39
オープンソースの画像編集ソフト「GIMP」の最新安定版v2.8.22が11日に公開された。今回のアップデートでは、シングルウィンドウモードにおけるウィンドウ階層が変更され、特定のテーマを利用する際の描画パフォーマンスが向上した。また、10年来の古い脆弱性(CVE-2007-3126)が修正されているという。
本脆弱性は、特別に細工された画像ファイルを読み込むとICOファイルのインポートプラグインがクラッシュするというもの。「GIMP 2.8」では不具合をなかなか再現できずにいたとのことだが、本バージョンでは解決されている。脆弱性評価システム“CVSS 2.0”のベーススコアは10点満点中“5.0(警告)”。
「GIMP」v2.8.22はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同プロジェクトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリでもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「GIMP」
- 【著作権者】
- Spencer Kimball, Peter Mattis and the GIMP Development Team
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linuxなど(編集部にてWindows 10にて動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.8.22(17/05/11)