ニュース
Apple、「iTunes 12.6.1 for Windows」「iCloud for Windows 6.2.1」を公開
“WebKit”に存在したメモリ破損の脆弱性を修正。任意のコードが実行される恐れ
2017年5月16日 09:35
米Apple Inc.は15日(現地時間)、「iTunes 12.6.1 for Windows」および「iCloud for Windows 6.2.1」を公開した。いずれもWindows 7以降に影響する脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
同社が公開したセキュリティ情報によると、「iTunes」では“WebKit”に存在したメモリ破損の脆弱性(CVE-2017-6984)が修正された。細工が施されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行されてしまう恐れがあるという。また、「iCloud」でもメモリ破損の脆弱性が1件修正されている(CVE-2017-2530)。
Windows版「iTunes」および「iCloud for Windows」はWindows 7以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は「Apple Software Update」を利用してアップデートすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「iTunes」Windows版
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 12.6.1(17/05/15)
- 「iCloud for Windows」
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.2.1(17/05/15)