ニュース

Apple、多数の脆弱性を修正したWindows版「iTunes」12.6.2と「iCloud」6.2.2を公開

「iTunes」では高DPIモニターのサポートも

「iTunes 12.6.2 for Windows」および「iCloud for Windows 6.2.2」が公開

 米Apple Inc.は19日(現地時間)、「iTunes 12.6.2 for Windows」および「iCloud for Windows 6.2.2」を公開した。いずれもWindows 7以降に影響する脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 「iTunes 12.6.2 for Windows」では高DPIモニターがサポートされ、テキストやイメージをより鮮明に表示できるようになった。アプリケーションの改善やパフォーマンスの向上も図られているという。

 なお、今回のアップデートでは脆弱性の修正も行われている。同社が公開したセキュリティ情報によると、「iTunes」ではCVE番号ベースで23件の脆弱性が修正された。任意コードの実行やユーザー情報の漏洩につながる恐れがあり、なるべく早いアップデートが必要だ。また、「iCloud」でもCVE番号ベースで22件の脆弱性が修正されているという。

 Windows版「iTunes」および「iCloud for Windows」はWindows 7以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は「Apple Software Update」を利用してアップデートすることもできる。

ソフトウェア情報

「iTunes」Windows版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.6.2 (17/07/19)
「iCloud for Windows」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.2.2(17/07/19)