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Apple、「iTunes 12.7」を公開 ~「iOS 11」同期をサポート、“App Store”は削除

脆弱性修正の内容は後日公表

「iTunes」v12.7

 米Apple Inc.は12日(現地時間)、メディアプレイヤー「iTunes 12.7」を公開した。Windows 7以降およびOS X Yosemite 10.10.5以降に対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 「iTunes 12.7」は、「iOS 11」搭載デバイスの同期をサポート。ミュージック、ムービー、テレビ番組、ポッドキャスト、オーディオブックに焦点を当てたリニューアルが施され、iPhoneやiPad向けのアプリを購入する“App Store”の機能は削除された。これまでに購入したアプリは、iOS端末で再ダウンロードすることが可能。

 一方、“Apple Music”ではプロフィールを作成して互いにフォローする機能をサポート。友達の聴いている音楽や共有プレイリストを確認できるようになった。また、“iTunes U”コレクションが“Podcast”セクションの一部となり、学校、大学、博物館、美術館、文化施設が制作した無料の教育コンテンツが“Podcast”から探せるようになっている。

 なお、「iTunes 12.7」では脆弱性の修正も行われているようだが、まだ詳細は明らかにされていない。同社は後日公表するとしている。

ソフトウェア情報

「iTunes」Windows版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.7(17/09/12)