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「Firefox」v53.0.3が公開、不具合を2件修正

captive portalの検出でリソースを過剰消費したり、NTLM認証でハングアップする問題

「Firefox」v53.0.3

 Mozillaは19日(太平洋時間)、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版v53.0.3を公開した。本バージョンにおける変更は不具合の修正がメイン。脆弱性の修正はアナウンスされていない。

 今回のアップデートでは、Wi-Fiホットスポットの認証などで利用される特定のWebページを参照するように強制するための仕組み“captive portal”の検出サービスが過剰なリソースを消費する問題が修正されたほか、NTLM認証プロキシを使用するとハングアップする問題が解決された。

 「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。