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AMDの“Ryzen”に対応。CPUコアの温度モニタリングツール「Core Temp」v1.8.1が公開

タスクトレイにCPUコアの温度を表示する機能や、特定のCPUコアの周波数を表示する機能も

「Core Temp」v1.8.1

 CPUコアの温度をモニタリングできるツール「Core Temp」の最新版v1.8.1が、10日に公開された。Windows XP/Vista/7/8/10およびWindows Server 2003/2008/2008 R2/2012に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 「Core Temp」は、CPUコアの消費電力や温度をリアルタイムでモニタリングできるツール。CPUのモデルやアーキテクチャ、ソケット、製造プロセス、リビジョン、周波数、定格電圧(VID)、熱設計電力(TDP)といった情報も表示できる。タイトルバーをダブルクリックしてコンパクトな表示にしたり、タスクトレイアイコンでCPUの温度をチェックすることも可能で、スクリーンショット機能やシステム情報を取得する機能、レジスタのダンプをとる機能なども備える。

 本バージョンにおける主な変更点は、AMDの最新CPU“Ryzen”がサポートされたこと。そのほかにも、タスクトレイにCPUコアの温度を表示する機能や、特定のCPUコアの周波数を表示する機能が追加された。後者の機能はIntel/VIA製CPUを利用している場合に利用可能で、周波数ラベルの右クリックメニューからCPUコアを選択する仕組み。

タスクトレイにCPUコアの温度を表示
特定のCPUコアの周波数を表示

 なお、本ソフトはセットアップの際にバンドルソフトのインストールを勧められるので注意。不要な場合はチェックボックスを外すことでインストールを拒否することができる。

ソフトウェア情報

「Core Temp」
【著作権者】
Alcpu
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/10およびWindows Server 2003/2008/2008 R2/2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.8.1(17/06/10)