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無償で利用できる小説原稿の推敲補助ソフト「Novel Supporter」v1.4.0

“章ボリューム表示”と“言い回し確認”が実装される

「Novel Supporter」v1.4.0

 クロノス・クラウン(同)は15日、小説原稿の推敲補助ソフト「Novel Supporter」の最新版v1.4.0を公開した。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「Novel Supporter」は、小説の原稿を分析して、さまざまな角度から検討できるツール。長すぎる文章や表現の重複といった、推敲する上で見逃しがちな問題点を指摘したり、文章の読み上げや“センチメント分析”、“使用単語集計”といった補助ツールが利用できる。

 最新版のv1.4.0では、これらの機能に加え“章ボリューム表示”と“言い回し確認”が実装された。

 “章ボリューム表示”は、章ごとの文章量をグラフで可視化するツール。文章量は文字数単位または行単位で計測可能。グラフはクリッカブルになっており、当該章へ簡単にアクセスできる。また、出力したグラフは画像ファイルとして保存することも可能だ。

 一方“言い回し確認”は、曖昧な表現や伝聞表現が連続していないかを可視化する。チェックリストを自分で充実させていくことも可能で、正規表現も利用できる。

“章ボリューム表示”機能で章ごとの文章量をグラフで可視化
曖昧な表現や伝聞表現が連続していないかを可視化する“言い回し確認”

ソフトウェア情報

『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』
【著作権者】
柳井 政和 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.0(17/06/15)