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『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』に感情の流れを視覚化する機能が追加

文章に使用されている単語の出現数を表示する機能も

『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』v1.3.0

 クロノス・クラウン(同)は17日、執筆した原稿の推敲をサポートするツール『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』v1.2.0およびv1.3.0を相次いで公開した。v1.2.0では感情の流れを視覚化する“センチメント分析”機能、v1.3.0では使用されている単語を集計する“使用単語集計”機能が実装されている。

 “センチメント分析”機能では、形態素解析と日本語評価極性辞書を利用し、ポジティブな表現の出現数とネガティブな表現の出現数の推移をグラフで表示することが可能。棒グラフでポジティブ・ネガティブな表現の数を、折れ線グラフで出現数の差を表示することで、文章が与える印象の流れを把握できる。

 “使用単語集計”機能では、文章に使用されている単語の出現数を表示可能。名詞・動詞・副詞・形容詞といった品詞ごとに集計し、多い順に表示できる。文章のテーマを把握したり、文体を分析したりする際に役立つという。

“センチメント分析”機能
“使用単語集計”機能

 『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』は、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作確認した。現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』
【著作権者】
柳井 政和 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3.0(17/04/17)