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「Git」と“GitHub”を統合した「Atom」v1.18が正式版に ~GitHub製の無償エディター

リポジトリ操作の多くを「Atom」のGUIでだけ完結できる

「Git」と“GitHub”が統合された「Atom」v1.18.0(同社ブログより引用)

 米GitHub Inc.は13日(現地時間)、テキストエディター「Atom」の最新版v1.18.0を正式公開した。Windows/Linux/Macに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 本バージョンの目玉は、「Git」と“GitHub”が統合されたこと。ブランチの作成、ステージング、コミット、プッシュ、プル、競合の解決、プルリクエストの表示といった操作を「Atom」だけで完結することができる。

 そのほかにも、正規表現エンジン「Oniguruma」をキャッシュすることによりトークン化のパフォーマンスを向上。Windows 10の“Linux Subsystem for Linux(WSL)”から「Atom」を正しく起動できるようになった。また。直前のセッションを復元するオプションなどが追加されている。

 なお、同日付けで「Atom」v1.19のベータ版もリリースされた。本ベータ版では、テキストバッファーをC++言語で実装することによりメモリの使用量を削減。エディターのレイヤー部分のコードを書き換えることにより、パフォーマンス向上と設計の簡素化を図っているという。

ソフトウェア情報

「Atom」安定版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows/Mac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.18.0(17/06/13)