ニュース
オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」v5.9.6が公開
「PuTTY」「OpenSSL」をアップデート。64bit版の「PuTTY」も利用可能に
2017年6月22日 12:07
オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.9.6が、21日に公開された。本バージョンは、セキュリティ問題と不具合を修正したメンテナンスアップデートとなっている。
本バージョンでは、SSH接続に利用するツール「PuTTYgen」「Pageant」がアップデートされ、「PuTTY」v0.69相当となった。DLLハイジャック対策が改善され、“MIT Kerberos”が利用できなくなっていた問題が解消されている。また、64bit版の「PuTTY」およびそのツールが利用できるようになった。
そのほかにも、「OpenSSL」がv1.0.2lへとアップデート。XMLパーサー「Expat」もv2.2.1へと更新された。ドイツ語翻訳も改善されている。
「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「WinSCP」
- 【著作権者】
- Martin Prikryl 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10まで
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.9.6(17/06/21)