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APNGを再びサポート ~“Reborn”デザインに磨きをかけた「Opera 46」が正式版に

“Touch Bar”では絵文字の入力が可能に

「Opera」v46.0.2597.26

 ノルウェーのOpera Software ASAは22日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 46」を正式公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。

 新しいデザイン“Reborn”が導入されて以降、初めてのアップデートとなる本バージョンにおける変更は、細部のブラッシュアップがメイン。壁紙を無効化した状態で暗色テーマを有効化すると、“スピードダイヤル”の背景がグレーに変更されるようになったほか、他のブラウザーからブックマークをインポートした際、ブックマークバーにブックマークがあれば、「Opera」のブックマークバーに自動で復元されるようになった。また、“Reborn”デザインにマッチした壁紙がいくつか追加されている。

壁紙を無効化した状態で暗色テーマを有効化すると、“スピードダイヤル”の背景がグレーに変更されるように
ブックマークを他のブラウザーからインポートすると、ブックマークバーも復元

 また、ブラウザーエンジンが「Google Chrome 59」相当に更新され、アニメーションPNGファイル(APNG)がサポートされたのも大きな変更点。「Opera」はもともと“Presto”エンジンを採用していたころにAPNGをサポートしていたが、“WebKit”“Blink”エンジンへ切り替えてからは利用できなくなっていた。今回のアップデートにより、再サポートされた格好だ。

 そのほかにも、「Opera 44」で追加された“Touch Bar”対応が拡充され、絵文字入力が行えるようになった。また、安定性向上への取り組みにより、4月のリリースに比べクラッシュが35%削減されているという。