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「Opera 47」が正式版に ~ブックマークをHTML形式でエクスポートする機能を追加

エンジンを「Google Chrome 60」相当へ更新したほか、細部をブラッシュアップ

「Opera」v47.0

 ノルウェーのOpera Software ASAは9日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 47」を正式公開した。ブラウザーエンジンが「Google Chrome 60」相当へとアップデートされたほか、細部のブラッシュアップが行われている。

 たとえば、ブックマークをHTML形式でエクスポートする機能が追加された。この機能は“ブックマーク”画面(about://bookmarks)のサイドパネルから利用可能。また、“タブメニュー”で保持される閲覧履歴が10から32へと拡大された。“タブメニュー”は最近閉じたタブを手軽に開きなおすための機能で、タブバーの右側から利用できる。

ブックマークをHTML形式でエクスポートする機能
“タブメニュー”で保持される閲覧履歴が10から32へと拡大
“パーソナルニュース”の更新間隔を調整

 そのほかにも、“パーソナルニュース”の更新間隔を調整してデータの送受信量を抑える機能が追加。デザインの品質向上が図られたほか、ビデオの再生がちらつく問題などが修正された。また、危険なファイル拡張子リストにSCFファイル(*.scf)を加えるなど、セキュリティも強化されているという。

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。