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単位の換算や時差の計算も手軽に行える「Opera 48」が正式版に ~スクショ機能も追加
不要なオートコンプリートを削除する機能や「Edge」からブックマークを移す機能も
2017年9月28日 12:48
ノルウェーのOpera Software ASAは27日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 48」を正式公開した。「Opera 42」で導入された通貨換算ツールが拡張されてより便利になったほか、スクリーンショットの撮影ツールを導入するなどの改善が盛り込まれている。
「Opera 48」の通貨換算ツールには単位の換算や時差の計算機能が含まれており、ヤード・ポンドをメートル・グラムに変換したり、華氏で表された温度を摂氏に換算したり、タイムゾーン付きの日時を日本時間に直してポップアップ表示することが可能。現在のところ、16の単位と14のタイムゾーンがサポートされているという。マウスでクリックすれば、換算した値をクリップボードへコピーすることもできる。
一方、スクリーンショットの撮影ツールはメインメニュー(O-Menu)の[スナップショット]コマンド([Ctrl]+[Shift]+[5]キー)から利用可能。コマンドを実行すると閲覧ページが暗転し、保存したい領域を矩形選択できるようになる。選択画面で[フルスクリーンをキャプチャー]ボタンを押せば、閲覧ページ全体を保存することも可能。また、“O-Menu”のメニューが整理され使いやすくなっていることにも注目したい。
そのほかにも、アドレスバーのオートコンプリートから不要な項目を削除する機能や、「Microsoft Edge」や「Yandex」からブックマークをインポートする機能などが新たに追加された。また、HiDPI環境での利用を快適にするためにインターフェイスやボタン、アイコンのアップグレードが行われているという。
「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。