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Microsoft、“Arduino”向けの「Visual Studio Code」拡張機能をオープンソース化

スケッチのシンタックスハイライトをはじめとする開発補助機能を組み込む

公式ブログ“IoT Developer: Tooling and Experience”におけるアナウンス

 米Microsoft Corporationは6日(現地時間)、マイコンボード“Arduino”向けの「Visual Studio Code」拡張機能「Visual Studio Code Extension for Arduino」をオープンソース化したことを明らかにした。ソースコードは現在、“GitHub”のプロジェクトページから入手可能。拡張機能は“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。

 「Visual Studio Code Extension for Arduino」は、「Visual Studio Code」を利用して“Arduino”のスケッチ(プログラム)をコーディング・ビルド・デバッグしたり、直接“Arduino”へデプロイできるようにする拡張機能。“IntelliSense”による構文色分けやスニペットを利用できるほか、頻繁に利用するコマンドを“コマンド パレット”から呼び出すことが可能。ボードやライブラリのマネージャー、サンプルリスト、シリアルモニター、プロジェクトの雛形なども内蔵されている。

 なお、本拡張機能を利用するには「Arduino IDE」v1.6.0以降の導入が必要。“Microsoft ストア”で配布されているバージョンは対応していないため、“Arduino”の公式サイトからインストーラー版かZIP版をダウンロード・インストールする必要がある。対応OSはWindows 7およびそれ以降、OS X 10.10およびそれ以降、Ubuntu 16.04。

ソフトウェア情報

「Arduino」Visual Studio Code用拡張機能
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows/Mac/Ubuntuなど
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.2.4(17/07/03)