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「ペイント 3D」の“マジック選択”が強化、「ペイント」の直線・曲線ツールも導入
オープンな3Dフォーマットの標準規格GLB形式をサポート
2017年7月13日 12:19
米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、Windows 10(バージョン 1703)に同梱されているペイントアプリ「ペイント 3D」をアップデートしたことを明らかにした。“マジック選択”機能が強化されたほか、新たに“直線と曲線”ツールが導入された。
“マジック選択”は、写真の中から人物や動物、建物など、特定の被写体だけを切り抜くことができる機能。切り抜いた被写体は上下・左右・前後に動かせるほか、“ステッカー”へ変換して他の写真へ貼り付けたり、“ステッカー”から3Dモデルを作成することができる。最新版ではこの“マジック選択”機能がより使いやすくなり、選択機能の利用中は他のオブジェクトが隠れるようになった。そのため、“マジック選択”を利用するためにあらかじめ他のオブジェクトをキャンバスの端へ避けておくといった作業が不要となっている。
一方、“直線と曲線”ツールは旧「ペイント」アプリでお馴染みの描画機能で、「ペイント 3D」では“ステッカー”の一種として扱われている。[ステッカー]サイドパネルの[図形]タブから直線・3点曲線・4点曲線・5点曲線の4ツールが選択可能で、線の太さや色のほかにも、一般の“ステッカー”と同様、不透明度と質感がカスタマイズできる。
そのほかにも、最新版では“GLB”と呼ばれるファイル形式がサポートされた。これはオープンな3Dフォーマットの標準規格“glTF(GL Transmission Format)”で定められたファイル形式で、すべてのアセットをコンパクトな単一のバイナリとして出力できるため、他の3Dグラフィックスソフトとのデータのやり取りが容易になる。
ソフトウェア情報
- 「ペイント 3D」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.1707.1017.0(17/07/12)