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Microsoft、UWPアプリの雛形を手軽に作成できる「Windows Template Studio」v1.3

URIスキームを扱う機能が追加。「Visual Basic」のサポートも開始

「Windows Template Studio」

 米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、「Visual Studio 2017」向け拡張機能「Windows Template Studio」の最新版v1.3を公開した。現在、“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。

 「Windows Template Studio」は、“ユニバーサル UWP プラットフォーム(UWP)”アプリケーションの雛形を簡単に作成できるオープンソースの拡張機能。ウィザードの案内に従ってページや機能、フレームワークを追加していくだけで、本格的なアプリケーションの骨格を作り上げることができる。コードビハインドのほかに“MVVM Light”“MVVM Basic”などのMVVMフレームワークが選択可能で、“ハンバーガーメニュー”を備えたアプリケーションも作成できる。

ウィザードの案内に従ってページや機能、フレームワークを追加していくだけで、本格的なアプリケーションの骨格を作り上げることができる

 今回のリリースでは“myAwesomeApp://myDeepLinksIntoMyApp?foo=bar”といったアプリのURIスキームを扱う機能が追加されたほか、ローカライズの改善やアクセシビリティの向上が図られた。また、本バージョンから「Visual Basic」のサポートが開始されているという。

 さらに将来バージョンでは、テンプレートへの“Fluent Design”の導入、“Windows Ink”に対応したテンプレート、既存プロジェクトへの追加、ウィザードのローカライズ、“Caliburn.Micro”や“Prism”のサポートが予定されている。