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「Windows Template Studio」v1.5が公開 ~UWPの雛形を作成するVisual Studio拡張機能

[共有]機能とマルチウィンドウがサポート、ローカライゼーションも進む

「Windows Template Studio」v1.5

 米Microsoft Corporationは6日(現地時間)、「Visual Studio 2017」向け拡張機能「Windows Template Studio」の最新版v1.5を公開した。現在、“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。

 「Windows Template Studio」は、“ユニバーサル UWP プラットフォーム(UWP)”アプリケーションの雛形を手軽に作成できるオープンソースの拡張機能。ウィザード形式でフレームワーク、ページ、機能を追加していくだけで、本格的なUWPアプリの骨格を作り上げることができる。一からデザインすると手間のかかる“ハンバーガーメニュー”対応のアプリなども簡単に作成することが可能。

 最新版となるv1.5では新たに[共有]機能を追加できるようになったほか、複数のウィンドウを持つ“マルチビュー”アプリケーションがサポートされた。そのほかにも“Fluent Design System”関連の調整、ローカライゼーション、Visual Basicと複数プロジェクトをもつソリューションへの対応作業などが行われたという。

手間のかかる“ハンバーガーメニュー”対応のアプリなども簡単に作成。v1.4から“Caliburn.Micro”フレームワークが利用可能に
v1.5では新たに[共有]機能を追加できるようになったほか、複数のウィンドウを持つ“マルチビュー”アプリケーションがサポートされる

 なお、前バージョンのv1.4ではフレームワークとして“Caliburn.Micro”がサポートされたほか、「フィードバック Hub」との連携が行えるようになったとのこと。また、将来バージョンでは“Prism”フレームワークへの対応やドラッグ&ドロップのサポート、インクテンプレートの追加が計画されている。