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アプリ雛形を作成するVS拡張「Windows Template Studio」v1.6、画像ギャラリーに対応

ドラッグ&ドロップと“Web to app link”の2機能をアプリへ追加できるように

「Windows Template Studio」v1.6

 米Microsoft Corporationは21日(現地時間)、「Visual Studio 2017」向け拡張機能「Windows Template Studio」の最新版v1.6を公開した。今回のアップデートでは、ページとして“画像ギャラリー”を追加できるようになった。画像の一覧と詳細ページを行き来するタイプのアプリの雛形を簡単に作成できる。

 加えて、アプリに追加できる機能としてドラッグ&ドロップと“Web to app link”の2つが新たにサポートされた。ドラッグ&ドロップ機能を追加すれば、ファイルやフォルダーなどを「エクスプローラー」や他のアプリとやり取りすることが可能。“Web to app link”は特定URLへのアクセスでアプリを起動する機能で、“Microsoft ストア”へアクセスした際に「ストア」アプリを表示するといった挙動を再現することができる。

ドラッグ&ドロップ機能
“Web to app link”機能

 「Windows Template Studio」は、“ユニバーサル UWP プラットフォーム(UWP)”アプリケーションの雛形を手軽に作成できるオープンソースの拡張機能。ウィザード形式でフレームワーク、ページ、機能を追加していくだけで、本格的なUWPアプリの骨格を作り上げることができる。一からデザインすると手間のかかる“ハンバーガーメニュー”対応のアプリなども簡単に作成することが可能。現在、“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。