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Windows 11でIMEやSnipping Toolが開けない問題に対処、Microsoftが緊急パッチ

まずはWindows Insider Beta/Release Previewチャネルでテスト

「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.282がBeta/Release Previewチャネルで提供開始

 米Microsoftは11月4日(現地時間、以下同)、「Windows 11」向けの更新プログラム「KB5008295」を「Windows Insider Program」のBeta/Release Previewチャネルでリリースした。「Snipping Tool」アプリやIMEが開けない問題に緊急対処したものだ。

 この現象は、2021年10月31日に期限切れとなったMicrosoftのデジタル証明書の問題が原因。一部のユーザーで特定のOS内蔵アプリやその一部を開いたり、使用できなくなる。影響を受けるアプリは以下の通り。

  • 「Snipping Tool」アプリ
  • タッチキーボード、音声入力、および絵文字パネル
  • 入力システム(IME)のユーザインタフェース
  • 「はじめに」アプリと「ヒント」アプリ

 また、Sモードでは[スタート]画面や「設定」アプリが期待通り開かない問題がある。

 「KB5008295」をインストールすればこれらの問題は解消されるが、OSのビルド番号は変わらない。パッチが適用されているかどうかを確認したい場合は、「設定」アプリの[Windows Update]-[更新の履歴]セクションへアクセスする必要がある。