ニュース

Windows 11で内蔵アプリやIMEが開けない問題 ~デジタル証明書の期限切れが原因【13:00追記】

10月プレビューパッチ「KB5006746」のインストールを

同社のドキュメントページ

 米Microsoftは11月2日(現地時間、以下同)、「Windows 11」で内蔵アプリが開けない現象が発生していることを明らかにした。以下のアプリまたはその一部が影響を受ける可能性がある。

  • 「Snipping Tool」アプリ
  • 「設定」アプリの「アカウント」ページおよびランディングページ(Sモードのみ)
  • タッチキーボード、音声入力、および絵文字パネル
  • 入力システム(IME)のユーザインタフェース
  • 「はじめに」アプリと「ヒント」アプリ

 この現象は、2021年10月31日に期限切れとなったMicrosoftのデジタル証明書の問題が原因とのこと。以下のアプリに関しては、10月21日にリリースされた「KB5006746」をインストールすることで緩和できる。

  • 「Snipping Tool」アプリ
  • 入力システム(IME)のユーザインタフェース
  • 「はじめに」アプリと「ヒント」アプリ

 そのほかのアプリに関しては現在、対策パッチを準備中とのこと。

 「KB5006746」はオプション(必須ではない)のパッチで、自動では適用されない。問題が発生している場合は、「設定」アプリの[Windows Update]セクションを開き、「KB5006746」が利用可能であることを案内する画面で[ダウンロードしてインストール]ボタンを押すとよい。

「設定」アプリの[Windows Update]セクション

[2021年11月4日13:00編集部追記] Microsoftの既知の問題情報が更新されたため、記事内容をアップデートしました。