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Windowsのセキュリティ更新プログラム適用で「Epson Scan2」が起動不能になる問題

セイコーエプソン社はFAQで暫定の回避策を案内

Windowsのセキュリティ更新プログラム適用で「Epson Scan2」が起動不能になる問題

 セイコーエプソン(株)は10月19日、同社製品のFAQ上で同社製スキャナーのドライバーアプリ「Epson Scan2」が、Windowsのセキュリティ更新プログラム適用後に起動不能になる問題が発生していることを発表した。FAQの内容は暫定的ながら、回避策も案内されている。

 同社によると、起動後に以下のような現象が発生するという。

  • スキャナーへ接続中との画面が一瞬表示された後ですぐ消える
  • 自分以外にデバイスを使用していないにも関わらずほかのユーザーが使用している旨のエラーが表示されて起動しない
  • プレビューまでは動作するものの画像を取り込もうとするとフリーズする

 具体的にどのセキュリティ更新プログラムが原因になっているかは明らかにされていないが、同社はセキュリティリスクの観点からセキュリティ更新プログラムを削除しないことを推奨している。また、日本語入力アプリに「Microsoft IME」を指定することでこの問題を回避できる可能性があるとのこと。

 Windows 10の場合、以下のような手順で日本語入力アプリの変更を行うことが可能だ。

  1. Windowsの「設定」アプリの[デバイス]画面を表示する
    「設定」アプリの[デバイス]画面を表示
  2. [入力]画面を表示する
    [入力]画面を表示
  3. 最下部にある[キーボードの詳細設定]をクリック
    [キーボードの詳細設定]をクリック
  4. [既定の入力方式の上書き]プルダウンリストで[日本語 - Microsoft IME]を選択する
    プルダウンリストで[日本語 - Microsoft IME]を選択