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Windows 11に定例外のパッチ、IMEやSnipping Toolが開けない問題に対処
「Windows Update」などから自動配信
2021年11月8日 07:47
米Microsoftは11月5日(現地時間、以下同)、「Windows 11」向けの更新プログラム「KB5008295」を定例外でリリースした。「Snipping Tool」アプリやIMEが開けない問題に緊急対処したもので、製品版「Windows 11」でも利用できるようになった。
この現象は、2021年10月31日に期限切れとなったMicrosoftのデジタル証明書の問題が原因。一部のユーザーで特定のOS内蔵アプリやその一部を開いたり、使用できなくなる。影響を受けるアプリは以下の通り。
- 「Snipping Tool」アプリ
- タッチキーボード、音声入力、および絵文字パネル
- 入力システム(IME)のユーザインタフェース
- 「はじめに」アプリと「ヒント」アプリ
また、Sモードでは[スタート]画面や「設定」アプリが期待通り開かない問題がある。
これらは2021年10月プレビュー更新プログラム「KB5006746」で一部対処されているが、今回リリースされた「KB5008295」を適用すれば完全に解決されるとのこと。「Windows Update」や「Windows Update for Business」が利用できるデバイスには、自動で配信される。
また、「設定」アプリの[Windows Update]セクションで[更新プログラムのチェック]ボタンを押し、手動でダウンロード・インストールすることも可能。「Microsoft Update カタログ」などからも入手できる。