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「Google Chrome」に解放後メモリ利用の脆弱性が2件 ~修正版がリリース
Windows環境にはv124.0.6367.118/.119が展開中
2024年5月1日 14:05
米Googleは4月30日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。Windows/Mac環境にはv124.0.6367.118/.119が、Linux環境にはv124.0.6367.118が順次展開される。Extended Stableチャネルでも、Windows/Mac向けにv124.0.6367.118がロールアウトされるとのこと。
今回のリリースは、2件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
- CVE-2024-4331:Picture In Pictureにおける解放後メモリ利用
- CVE-2024-4368:「Dawn」における解放後メモリ利用
脆弱性の深刻度は、いずれも「High」と評価されている。今のところ悪用の報告はないようだ。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。