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Windows版「Slack」でAI対応が開始、英語キーボードで致命的な[Alt]+[`]問題も修正

v4.38.115が展開中

Windows版「Slack」v4.38.115

 米Slack Technologiesは4月23日(日本時間)、Windows向け「Slack」アプリの最新版v4.38.115を公開した。iOSアプリとAndroidアプリでサポートされていた「Slack AI」が、Windowsアプリでも利用できるようになる。

 「Slack AI」は、「Slack」に組み込まれた生成AIツール。「Slack」での会話(チャンネル、スレッド、ダイレクトメッセージ)を要約したり、1日のまとめを毎朝届けてもらったり、「Slack」で交わされる業務情報を自然言語で検索したりといったことが行えるため、チームの生産性が大きく向上する。

 「Slack AI」は「プロ」以上の有償プランでアドオンとしてを追加可能。一般提供当時は英語のみの対応だったが、現在は日本語でも利用できる。

「Slack AI」がWindowsアプリでも利用できるように

 そのほかにも、本バージョンでは[Alt]+[`]キーで入力言語の切り替えではなく、「Slack」アプリのメニューが開いてしまう問題が解決された。とくに英語配列のキーボードで日本語を入力していたユーザーに致命的な不具合だったが、ようやく対処された格好だ。

 デスクトップ向け「Slack」アプリは現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。対応OSはWindows/Mac/Linux(Linux向けはベータ版)で、Windows版は64bit版を含むWindows 10以降およびWindows Server 2016で利用できる。Windows 10以降であれば「Microsoft Store」から入手することも可能だ。

ソフトウェア情報

「Slack」Windowsデスクトップ版
【著作権者】
Slack Technologies, Inc.
【対応OS】
Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.38.115(24/04/23)