やじうまの杜
「Slack」の新デザインはワークスペースの切り替えが面倒! 簡単に解決する方法
ワークスペーススイッチャーでこれまでと同じように。ショートカットキーも便利
2023年9月29日 06:55
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
すっかり仕事で手放せなくなった「Slack」が、8月に発表された新ユーザーインターフェイスへ順次に切り替わってきているようです。ついに私の環境にも新しいデザインが適用されました。
一見するとそこまで大きな違いはないのですが、使ってみると大事なものがなくなっていることに気が付きます。左端にあった複数のワークスペースを切り替えるためのボタンがなくなっているのです! ワークスペースの切り替えは、「Slack」を1つの組織内で使っている場合には不要なものですが、複数の組織とのコミュニケーションが必要な窓の杜編集部のようなケースでは重要な要素です。
もちろん切り替え自体は、左端のツールバー最上部にあるボタンを押せば、メニューが表示されて可能なのですが、1クリック増えるだけでなく、私の環境ではメニューが表示されるまで一瞬のタイムラグがありどうにも煩わしい……。未読通知がわかりづらくなるのも問題です。
困っていたところ、Twitterに耳寄りな情報がありました!
Slackの新UI、Control+Shift+Sで他のチームも出しっぱにできるみたい。これができるならまぁ許せるレベルになってきた。pic.twitter.com/aceCwvZpQA
— nabettu🍲AIキーボードのType AI個人開発 (@nabettu)September 21, 2023
なんと[Ctrl]+[Shift]+[S]キーを押すと、これまでのようにワークスペースを切り替えられる[ワークスペーススイッチャー]が表示されるではありませんか。実は、ツールバー最上部にあるボタンから表示できるメニューにも[ワークスペーススイッチャーを表示する]コマンドが用意されており、[ワークスペーススイッチャー]を表示できました。これで、新デザインも快適に使えます。
さらに、[Ctrl]+数字キーで直接ワークスペースを切り替えることもできる(これは以前からできたかもしれません)ので、キーボード派の方はご活用ください。