やじうまの杜

パッチ当てるだけじゃダメ ~「Copilot in Windows」など、OS・アプリの新機能を有効化する方法【12:20追記】

「Controlled Feature Rollout」(CFR)と呼ばれる機能で制御されている

 「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

「Windows 11 バージョン 22H2」の大型更新「KB5030310」

 本日リリースされた「Windows 11 バージョン 22H2」の大型更新次期機能更新プログラム「Windows 11 2023 Update」(バージョン 23H2、Release Preview)には、「Copilot in Windows」をはじめ150以上もの新機能が含まれています。

 しかし、ただパッチを適用したり、OSをアップグレードするだけでは有効化されないようです。これらは「Controlled Feature Rollout」(CFR)と呼ばれる機能、つまり一部の環境から徐々に機能を展開する仕組みでコントロールされており、初期状態では無効化されているからです。

OSの新機能を有効にする

 「Copilot in Windows」をはじめとする新機能を一刻も早く体験したい場合は、「Windows Update」の設定画面にある[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]オプションを有効化するとよいです。

 編集部の「Windows 11 バージョン 22H2」(「KB5030310」適用済み)で試したところ、オプションを有効化して「Windows Update」を手動でチェックすると、「Windows 構成更新プログラム」(KB5030509)が落ちてきました。それを適用してOSを再起動すると、「Copilot in Windows」などが有効化されます。「構成更新プログラム」の適用は数分で済みます。

オプションを無効にした状態で「KB5030310」を適用。「Copilot in Windows」は利用できない
オプションを有効にして「Windows Update」をチェック。「Windows 構成更新プログラム」(KB5030509)が落ちてくる
OSを再起動すると、「Copilot in Windows」が利用できる。OSのビルド番号などに変更はない

 この手順で有効化される機能の一覧は、公式のサポートページで確認可能です。

 ちなみに、品質更新パッチ「KB5030509」と構成パッチ「KB5030310」は同時にインストール可能。「KB5030509」を入れる前にオプションを有効化しておけば「KB5030509」も一緒に適用されるので、OSの再起動は一回で済みます。

 一方、[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]オプションを無効のままにしておくと、新機能が有効化されるタイミングはMicrosoftにゆだねられます。興味津々なユーザーによるテストが十分になされ、安定して利用できると判断された段階で導入されるでしょう。

 オプションを有効化していても、すぐには新機能が有効にならないこともあるようですが、その場合は大人しくロールアウトを待つしかないようです。手元の環境の場合、「Windows 11 2023 Update」(Release Preview)ではオプションを有効にして「Windows 構成更新プログラム」を適用しても、「Copilot in Windows」は利用できるようになりませんでした。

[2023年9月27日追記] 新機能のほとんどは、2023年11月のセキュリティ更新プログラムのリリースまでにすべてのデバイスで利用できるようになる予定とのこと。

OS標準アプリを最新にする

 今回の大型アップデートでは、「メモ帳」や「Snipping Tool」、「フォト」などのOS標準アプリにも多くの改善が施されています。また、新顔として「Windows バックアップ」アプリが加わります。

 これらのアップデートは、「ストア」アプリ(Microsoft Store)経由で提供されます。何もしなくても自動更新機能でアップレートされるはずですが、すぐに使いたい場合は「ストア」アプリの[ライブラリ]ページで更新を手動チェックしてみましょう。

OS標準アプリの最新機能は、「ストア」アプリ(Microsoft Store)経由で提供される

[2023年9月27日14:10追記] AI機能搭載の「ペイント」、「フォト」、「Snipping Tool」は現在、ごく一部のコンシューマーユーザーを対象に展開されているとのこと。まだ使える環境は少ないものと思われます。