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OSアップグレードが失敗、Microsoftが対処 ~Windows 10→Windows 11 23H2/22H2などで

Windows Serverでも発生

同社のアナウンス

 米Microsoftは8月18日(現地時間)、特定のアップグレードパスにおいてOSの更新がエラーコード「0x8007007F」で失敗してしまう問題が発生していたことを明らかにした。

 この問題は、以下のケースに影響する。セットアッププログラムのアップグレードオプションを利用すると発生するようだ。

  • Windows 10 バージョン 1809/21H2/22H2からWindows 11 バージョン 22H2/23H2への更新
  • Windows Server 2016からWindows Server 2019/2022への更新
  • Windows Server 2019からWindows Server 2022への更新

 「Windows 11 バージョン 24H2」および「Windows Server 2025」へのアップグレードには影響しないようだ。

Windows 10のセットアッププログラム(メディア作成ツール)

 この問題は、現地時間8月15日に解決されたとのこと。この日以降にアップグレードされたデバイスでは、このエラーは発生しない。もしエラー「0x8007007F」が発生していても、アップグレードプロセスを再試行すれば問題は解決されるはずだ。