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「ペイント」アプリで画像生成AI「Cocreator」のテストが開始 ~ただし、日本はおあずけ

一部のCanary/Devチャンネルユーザーに対し待機リストをオープン

Windows 11の「ペイント」アプリで画像生成AI「Cocreator」のテストが開始

 米Microsoftは9月27日(現地時間)、Windows 11標準のグラフィックスアプリ「ペイント」のアップデートを発表した(v11.2309.20.0)。先日お披露目された注目の画像生成AI「Cocreator」が導入されている。

 「Paint Cocreator」はOpenAIの「DALL-E」をベースにしており、ユーザーが言葉で説明した通りの画像を生成してくれる。オプションでアートスタイルを切り替えたり、バリエーションを選ぶこともできる。

 「Paint Cocreator」は現在、Canary/Devチャンネルの「Windows Insider Preview」ビルドの一部ユーザーを対象にテスト中。「ペイント」アプリのツールバーに[Cocreator]ボタンが追加されていれば、「Microsoft アカウント」でウェイティング(順番待ち)リストに登録できる。プレビューテストへの参加が許されると50クレジットが付与され、それを消費してAIに画像を生成してもらう仕組みだ。もちろん背景除去レイヤーなどの機能と組み合わせて利用することもできる。

背景除去やレイヤーなどの機能と組み合わせて利用することも可能

 なお、「Paint Cocreator」が提供されるのは、今のところ以下の地域の英語版ユーザーのみ。残念ながら、日本で利用できるようになるのは当分先のことになりそうだ。

  • アメリカ
  • フランス
  • イギリス
  • オーストラリア
  • カナダ
  • イタリア
  • ドイツ