NEWS(09/10/05 15:35)

Firefox用「Google ツールバー」の新機能が明らかに、Webページ翻訳機能が追加

そのほかプライベートブラウジングモードでの動作を変更、履歴を保存しないように

Webページ内へ翻訳ツールバーを表示できる機能

Webページ内へ翻訳ツールバーを表示できる機能Webページ内へ翻訳ツールバーを表示できる機能

 米Google Inc.は1日(現地時間、以下同)、23日に公開された「Firefox」版「Google ツールバー」の最新版に追加された新機能の内容を公開した。「Google ツールバー」最新版では、Webページへみんなでコメントや注釈をつけられる新機能“Google サイドウィキ”が追加されたことが発表済みだが、「Firefox」版「Google ツールバー」ではほかにも新しい機能を搭載しているという。

 なかでも注目は“in-page translation”機能だろう。これは、Webページが外国語で記述されていた場合、Webページ内へ翻訳ツールバーを表示できるというもので、6月にIE版「Google ツールバー」へ搭載されたものとほぼ同等の機能。[翻訳]ボタンを押すだけで、“Google 翻訳”のWebサイトを経由せずに、Webページ全体を普段利用している言語へ翻訳して表示可能。従来よりも手軽にWeb翻訳機能を利用できる便利な機能だ。

 そのほか、「Firefox」v3.5で追加された“プライベートブラウジング”モードでの動作を変更し、検索履歴などの個人情報を保存しないようになった。ただし、“プライベートブラウジング”モード中は、ページランクやサイドウィキといった機能もOFFになるので注意しよう。

 「Firefox」版「Google ツールバー」は、Windows 2000/XP/Vistaなどで動作する「Firefox」v2以降に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vistaなど
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.1.20090917Wb1(09/09/23)

(柳 英俊)