NEWS（09/10/30　16:08）

　（有）サイトー企画は30日、「秀丸エディタ」風のテキスト編集機能をもつメールソフト「秀丸メール」の最新版v5.26を公開した。最新版の主な変更点は、27日以降発生しているウイルス対策ソフト「ウイルスセキュリティ」および「ウイルスセキュリティZERO」との相性問題を一部解決したこと。

　具体的には、メールのデータファイルを作成できなかった際に、ファイル名を変更して再作成を試みるように仕様が変更され、“受信フォルダへのファイル作成に失敗しました。”というエラーが発生する現象を回避できるようになった。

　しかし、「ウイルスセキュリティ」などがメールのデータファイルを隔離してしまう現象は未解決で、未だ“ListCahce Invalid”というエラーなどが発生する可能性があるという。サイトー企画では、「秀丸メール」の次バージョンでこれらの問題にも対応する予定とのこと。

　「秀丸メール」は、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vista/7に対応する2,100円（税込み）のシェアウェアで、「秀丸エディタ」ユーザーは無料で全機能を利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。