NEWS(10/04/05 12:45)
“Pwn2Own 2010”で報告された重大な脆弱性を修正した「Firefox」v3.6.3が公開
脆弱性の重要度は“最高”、早急なアップデートを
Mozillaは1日、Webブラウザー「Firefox」の最新版となるv3.6.3を公開した。本バージョンでは、3月に開催されたハッキングコンテスト“Pwn2Own 2010”で報告された重大な脆弱性が修正されている。
脆弱性の内容は、特定の条件下で解放済みオブジェクトを再使用できる状態になり、任意のコードが実行可能になるというもの。Mozillaでは、本脆弱性の重要度を“最高”と位置付け、早急なアップデートを呼びかけている。なお、本脆弱性はv3.6にのみ影響し、旧バージョンには影響しないとのこと。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。また、「Firefox」の自動アップデート機能を利用してインストールすることもでき、この場合は[ヘルプ]メニューの“ソフトウェアの更新を確認”項目を選択すればよい。
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.6.3(10/04/01)