NEWS(10/04/16 13:52)

マイクロソフト、Webブラウザー用プラグイン「Silverlight 4」を正式公開

起動時間を30%短縮、実行速度を200%向上、そのほか多くの新機能を搭載

「Silverlight」v4.0.50401.0「Silverlight」v4.0.50401.0

 マイクロソフト(株)は16日、“Silverlight”アプリケーションを各種Webブラウザー上で動作させるためのプラグインの最新版「Silverlight 4」を正式公開した。

 “Silverlight”は、さまざまなプラットフォーム、さまざまなWebブラウザーで、高品質な動画や多彩なアニメーションを利用した表現力豊かなWebアプリケーションを実現可能にする開発プラットフォーム。今年末にリリース予定の“Windows Phone 7”にも採用されることが決定している。

 最新版となる「Silverlight 4」は、「Silverlight 3」に比べ起動時間を30%短縮したほか、実行速度を200%向上させた。さらに、コピー&ペーストやドラッグ&ドロップによるローカルPCとのデータのやり取り、Webカメラやマイクのリアルタイムな共有、マルチタッチ操作など多くの機能を実現している。

 そのほか、業務アプリケーションでの利用に対応するため印刷機能を大幅に強化。加えて、アラビア語・ヘブライ語・タイ語など表記の複雑な言語を含む30言語を新たにサポートした。

 「Silverlight 4」は現在、Windows上の「Internet Explorer」「Firefox」「Google Chrome」で利用できるほか、Mac OS X上の「Safari」「Firefox」でも利用可能で、同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0.50401.0(10/04/15)

(柳 英俊)