NEWS（10/04/20　16:57）

　キヤノンITソリューションズ（株）は20日、軽快な動作が特長の統合セキュリティソフト「ESET Smart Security」v4.2のベータ版を公開した。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応しており、7月31日まで無償で利用可能。5月20日まで同社のWebサイトからダウンロードできる。

　v4.2 ベータ版の主な変更点は、ファイアーウォール機能の設定をプロファイルとして保存できるようになり、ネットワーク環境が変更された際に自動でプロファイルを切り替えられるようになったこと。これにより、ノートパソコンにインストールしているといった場合に、会社と自宅などで異なる設定を意識せずに切り替えられるようになった。

　さらに、Webアクセス検査のパフォーマンスが向上したほか、本ソフトで作成した“レスキューCD”を起動した際にIPアドレスなどのネットワーク設定を自動で行えるようになった。

　また同日、本ソフトのウイルス・スパイウェア対策機能のみを搭載した「ESET NOD32アンチウイルス」v4.2のベータ版も公開された。こちらの変更点は、“レスキューCD”に関する機能追加のみとなっている。

　そのほか、本ベータ版を利用し、6月30日までに同社Webサイトのフォームから“評価レポート”を送ると、抽選で50名に正式版を1年間使えるライセンスが贈られるという。