NEWS(10/05/10 11:40)
“OAuth”認証とリスト機能に対応した定番Twitterクライアント「Tween」v0.8.9.0
動画・画像のプレビュー機能も搭載し国内外の17サービスに対応、Webモードは廃止
定番Twitterクライアント「Tween」の最新安定版となるv0.8.9.0が、3日に公開された。Windows 2000/XP/Vistaに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 7でも動作を確認した。現在、“SourceForge.JP”のプロジェクトページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0 SP1以降が必要。
本バージョンの主な変更点は、“OAuth(xAuth)”認証に対応したこと。Twitterでこれまで利用されてきた“BASIC”認証は6月末に終了する予定で、“OAuth”認証への対応はそれを見越してのもの。これに伴い、TwitterのAPI利用制限も1時間あたり350回へと緩和されている。なお、“BASIC”認証も引き続き利用可能であるとのこと。
また、Twitter公式のリスト機能にも対応し、タブへリストを割り当てられるようになった。リストの割り当ては、タブを新規作成する際に“タブ種類”として“Lists”を指定することで利用可能。リストの選択ダイアログが現れ、既存のリストからタブへ表示しておくリストを選択できるようになる。
さらに、ツイートに画像共有サービスのURLが含まれている場合、リンク先の画像をツイート画面でプレビューできる機能も追加された。“Flickr”“Twitpic”といった海外の画像共有サービスのほか、“携帯百景”“はてなフォトライフ”“pixiv”といった日本発のサービスにも幅広く対応しているのが特長で、動画共有サイト“YouTube”“ニコニコ動画”などの場合は、動画のサムネイル画像をプレビューさせることも可能だ。
そのほか、数多くの不具合修正や機能改善が施されている。
なお、本バージョンからツイートをAPIではなくWebページから取得する“Webモード”が廃止された。“Webモード”が有効なバージョンはすべて公開停止となっているほか、今後“Webモード”関連の機能はアップデートされないので注意。
- 【著作権者】
- Kiri_Feather 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista(編集部にてWindows 7でも動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.8.9.0(10/05/03)