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Windows 11の新要素盛り沢山、[スタート]刷新などを含む 24H2/25H2向けパッチ「KB5067036」が公開

著作権保護コンテンツの再生問題、[更新してシャットダウン]の問題も解決

同社のアナウンス

 米Microsoftは10月28日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 24H2/25H2」の2025年10月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5067036」をリリースした。これで今月のプレビューパッチが出そろったことになる。

 なお、「Windows 10」はサポートが打ち切られたため、今月からプレビューパッチのリリースはない。

 「KB5067036」におけるハイライトは、以下の通り。内容は「バージョン 24H2」「バージョン 25H2」共通だ。

 また、ハイライト機能としては挙げられていないものの、「エクスプローラー」の[ホーム]画面に[推奨]セクションやホバーアクションが追加されるほか、先月撤回されたセキュリティ機能「管理者保護」プレビューの再導入、著作権保護コンテンツを再生できない問題の修正、[更新してシャットダウン]したのにPCの電源が落ちない問題の解決なども含まれている。

刷新された[スタート]画面
「Click to Do」のプロンプトボックス
ロック画面にも新しいバッテリーアイコン
[メールとアカウント]設定ページは[アカウント]設定ページに
「音声アクセス」が日本語に対応
「エクスプローラー」の[ホーム]画面に[推奨]セクション

 なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない(オプション提供) 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。

 また、12月は休暇のためプレビューパッチの提供はないとのこと。