ニュース
Windows 11の新要素盛り沢山、[スタート]刷新などを含む 24H2/25H2向けパッチ「KB5067036」が公開
著作権保護コンテンツの再生問題、[更新してシャットダウン]の問題も解決
2025年10月31日 10:19
米Microsoftは10月28日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 24H2/25H2」の2025年10月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5067036」をリリースした。これで今月のプレビューパッチが出そろったことになる。
- Windows 11 バージョン 25H2:KB5067036
- Windows 11 バージョン 24H2:KB5067036
- Windows 11 バージョン 23H2:KB5067112(28日リリース)
なお、「Windows 10」はサポートが打ち切られたため、今月からプレビューパッチのリリースはない。
「KB5067036」におけるハイライトは、以下の通り。内容は「バージョン 24H2」「バージョン 25H2」共通だ。
- 刷新された[スタート]画面。レスポンシブ、階層減、スマホパネル開閉などが特徴
- 「Copilot+ PC」専用のAI機能 「Click to Do」(クリックで実行)で多くの機能追加。プロンプトボックス、テキストの翻訳、単位の変換、2本指ジェスチャーによる起動、選択方法の拡充、テーブル(表)の検出、「Microsoft 365」のプロフィールカード対応などを導入
- ロック画面にも新しいバッテリーアイコン。バッテリー残量を%表示、緑・黄・赤の残量インジケーター
- [メールとアカウント]設定ページは[アカウント]設定ページに
- アクセシビリティ機能「音声アクセス」が日本語に対応。[動作するまでの待機時間]オプションなども追加
また、ハイライト機能としては挙げられていないものの、「エクスプローラー」の[ホーム]画面に[推奨]セクションやホバーアクションが追加されるほか、先月撤回されたセキュリティ機能「管理者保護」プレビューの再導入、著作権保護コンテンツを再生できない問題の修正、[更新してシャットダウン]したのにPCの電源が落ちない問題の解決なども含まれている。
なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない(オプション提供) 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。
また、12月は休暇のためプレビューパッチの提供はないとのこと。



















![1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/41DiWc47MYL._SL160_.jpg)







