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Windows 11 24H2/25H2で著作権保護コンテンツを再生できない問題、間もなく解決へ

Release Previewチャネルの「KB5067036」で解決済み、次のパッチで一般展開

「Windows release health」におけるリリース

 2025年8月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5064081」以降を適用した「Windows 11 バージョン 24H2/25H2」環境で著作権保護コンテンツを再生できなくなる問題は、間もなく解決されそうだ。米国時間10月21日にRelease PreviewチャネルでリリースされたBuilds 26100.7015/26200.7015(KB5067036)で修正されている。

 この問題は、古いビデオ再生コンポーネント「拡張ビデオ レンダラー」(Enhanced Video Renderer:EVR)でデジタルコンテンツの著作権保護技術「HDCP」(High-bandwidth Digital Content Protection)が強制されている場合や、デジタルオーディオ向けのデジタル著作権管理(DRM)を利用するアプリで著作権保護エラー、頻繁な再生の中断、フリーズ、ブラックスクリーン(BSoD)エラーなどが発生するというもの。なお、ストリーミングサービスには影響しない。

 「EVR」を利用するアプリに関しては9月30日リリースの「KB5065789」で修正されたものの、著作権保護コンテンツの再生問題は未解決のまま残されていたが、「KB5067036」でようやく対処された。

 大きな問題がなければ、10月末のプレビューパッチや11月のパッチチューズデーで一般展開されるだろう。