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ブルスクエラーの原因はメモリに? Windows 11に「プロアクティブメモリ診断」
Dev/Betaチャネルで試験導入
2025年10月27日 15:02
米Microsoftは10月24日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 26220.6982(KB5067109)をDevチャネル(バージョン 25H2)でリリースした。Betaチャネル(バージョン 24H2)もBuild 26120.6982(KB5067109)へ更新されている。
両ビルドでは、 「プロアクティブメモリ診断」(Proactive Memory Diagnostics) と呼ばれる機能が導入された。利用中のデバイスにバグチェック――OSの予期しない再起動、ブルースクリーン、ブラックスクリーン(BSOD)エラーとしても知られる――が発生すると、次にOSへサインインした際にクイックメモリスキャンを提案するデスクトップ通知を表示する。
通知トーストでスケジュールスキャン(Schedule scan)を実行すると、「Windows メモリ診断」ツール(MdSched.exe)で次回のOS再起動時にメモリチェックが実施されるよう設定される。メモリチェックの所要時間は、平均5分以内だという。
メモリの問題が見つかり、問題が軽減された場合は、OSの再起動後にデスクトップへ通知される。
なお、初期バージョンではメモリの破損とクラッシュの関係を調査するため、すべてのバグチェックコードで「プロアクティブメモリー診断」が実行される。ただし、将来ビルドで対象となるバグチェックコードは削減される見込みだ。
また、現在のところArm64デバイス、「管理者保護」が有効なデバイス、セキュアブートなしの「BitLocker」(デバイス暗号化)環境はサポートされない。
そのほかにも本ビルドでは、クリップボードにコピーしたテキストを「Windows Search」検索ボックスからワンクリックで検索できる 「Copy & Search」 、ゆっくり話しても早く話しても、より正確に認識できるように 「音声入力」(Voice Typing)で音声コマンド動作前の待ち時間を調整する機能 などがテストされる。これらに関しては、実際に編集部で使えるようになってから「Windows Insider Preview」コーナーでお伝えする予定だ。















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