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Insider PreviewがDev→Betaチャネル移動を受け付け中 ~Build 26220.7070が公開
[ウィジェット]ボードや自動復旧機能「クイック マシン リカバリー」にいくつかの変更
2025年11月10日 15:41
米Microsoftは11月7日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 26220.7070(KB5070300)をDev/Betaチャネルでリリースした。両チャネルに提供される「Windows 11 バージョン 25H2」ビルドはまったくの同一で、希望すればDevチャネルからBetaチャネルへの移動も可能。いずれDevチャネルのビルドナンバーがBetaチャネルよりも先行するようになれば、このチャネル移動はできなくなるので、より安定した開発ビルドへ切り替えたいなら今がチャンスだ。
本ビルドには、以下の新要素が含まれている。
[ウィジェット]ボードの更新
[ウィジェット]ボードを開いたときに表示する既定のダッシュボードをカスタマイズできるようになった。[ウィジェット]ボード左端のナビゲーションバー下にある歯車アイコンをクリックして設定ページへ進むと、ダッシュボードの表示順序を入れ替えることが可能。
また、[ウィジェット]ナビゲーションバーのダッシュボードアイコンにアラートの数を示すバッジが表示されるようになった。このアラートバッジの数字はダッシュボードを離れるたびに自動でクリアされるため、新着が何件あるのかが一目で把握できる。
これらの変更は、「Windows Update」設定ページにある[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]オプションを有効にしているデバイスを対象に、段階的に展開されるとのこと。
[クイック マシン リカバリー]設定ページの更新
Windowsが起動できないなどの重大なエラーが発生した場合に、オンラインで解決策をスキャンして、デバイスに自動で適用・復旧する新機能 「クイック マシン リカバリー」(Quick Machine Recovery:QMR) で、若干の仕様変更が加えられた(QMRは2025年7月の非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5062660」より一般提供中)。
従来は解決策(ソリューション)をスキャンする間隔とOSの再起動を試みる間隔を独立して設定できたが、新しい設定ページではオプションが整理され、解決策のスキャンにかかわるオプションだけを指定する仕組みとなった。既定は無効で、有効にするとスキャンを1回だけ実施し、繰り返さない設定となる。これが推奨値だが、定期的なスキャンを行うことも可能だ。
この変更はすべてのユーザーに展開される。




















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