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「Windows 11 24H2」に新たな問題、TVやBD/DVDアプリで著作権保護コンテンツを再生できない

2025年8月プレビューパッチ「KB5064081」以降で発生

「Windows release health」におけるリリース

 2025年8月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5064081」以降を適用した「Windows 11 バージョン 24H2」環境において、一部のデジタルTVおよびBlu-ray(BD)、DVDアプリケーションで保護されたコンテンツの再生に問題が発生することがあるとのこと。米Microsoftが9月19日(現地時間)、「Windows release health」で明らかにした。

 同社によると、この問題は古いビデオ再生コンポーネント「拡張ビデオ レンダラー」(Enhanced Video Renderer:EVR)でデジタルコンテンツの著作権保護技術「HDCP」(High-bandwidth Digital Content Protection)が強制されている場合や、デジタルオーディオ向けのデジタル著作権管理(DRM)を利用するアプリで発生する。具体的には著作権保護エラー、頻繁な再生の中断、フリーズ、ブラックスクリーン(BSoD)エラーなどの影響があるようだ。

 なお、ストリーミングサービスには影響しない。

 同社は現在、問題の解決に取り組んでいるとのこと。今後のWindows更新で解決される見込みだ。