Windows Insider Preview

タスクバーでバッテリー残量を%表記 ~アイコンも充電状況などに応じてカラフルに

Devチャネル(バージョン 24H2)でテスト開始

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

タスクトレイのバッテリーアイコンが大きく改善

 米Microsoftは1月24日(米国時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 26120.3000(KB5050103)をDevチャネルでリリースした。本ビルドでは、タスクトレイのバッテリーアイコンが大きく改善されている。

新しいバッテリーアイコン

 まず、モバイルPCのタスクトレイに表示されるバッテリーアイコンが新しくなった。従来のバッテリーアイコンは白黒だったが、改良されたバッテリーアイコンはバッテリーの状態をひと目で伝えられるように、ACアダプターが接続されているか否か、「省エネ機能」の状態によって、さまざまな色に変化する。

  • :PCは充電中
  • :PCはバッテリー駆動中。「省エネ機能」は無効
  • :PCはバッテリー駆動中。「省エネ機能」が有効(通常はバッテリー残量20%以下で自動有効化、手動での有効化も可能)
  • :PCはバッテリー駆動中。バッテリー残量が極端に少なくなっているため、充電が必要

 新しいアイコンはタスクバーだけでなく、[クイック設定]のフライアウト、「設定」アプリなどにも反映される。将来バージョンではロック画面にも表示されるようになる予定だ。

新しいアイコンはタスクバー以外のところにも反映される

バッテリーの残量を%で表示

 加えて、タスクトレイのバッテリーアイコン右隣に、バッテリー残量を%表記するオプションも導入された。このオプションは、[システム]-[電源とバッテリー]設定ページで有効化可能。バッテリーアイコンの右クリックメニューで[電源とスリープの設定]コマンドを選ぶと、この設定ページへ直接ジャンプできる。

バッテリー残量を%表記するオプション。既定は無効のようだ