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「Gemini」アプリのCanvasからプレゼンテーション資料を自動で生成可能に

近日中にiOS/Androidでも利用可能

「Gemini」アプリにプレゼンテーション作成機能が追加

 米Googleは10月28日(現地時間、以下同)、「Gemini」アプリにおいて、プレゼンテーションを作成する機能を追加したと発表した。

 プレゼンテーションの作成は、AIと対話しながらドキュメントをまとめられる「Canvas」を使用して行う仕組み。テキストプロンプトでアイデアを入力したり、資料をアップロードすることで、テーマや関連する画像を含むスライドセットを生成できる。例えば、販売概要や会社情報に基づいた資料、キャンペーン概要や製品ドキュメントを活用したプレゼンテーション、研究レポートやドキュメントなどを要約・作成することが可能。

 利用するには、まず「Gemini」アプリのテキスト入力欄左端にある[+]ボタンからメニューを表示して[Canvas]を選択し、プロンプトでプレゼンテーションの作成を指示することで利用できる。作成されたスライドは、そのまま「Google スライド」にエクスポートして編集することが可能。

プレゼンテーションの生成は「Canvas」機能から行う

 現在、Web版とモバイルWeb版の「Gemini」アプリで展開が開始されており、AndroidおよびiOSの「Gemini」アプリにも近日中に利用できるようだ。

 この機能は即時・計画的リリースドメインで展開は11月12日完了となる予定。対象となる「Google Workspace」のエディションは以下の通り。

  • Business Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Starter
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Essentials
  • Enterprise Essentials
  • Enterprise Essentials Plus
  • Education Fundamentals
  • Education Standard
  • Education Plus
  • Nonprofits
  • Google AI Pro
  • Google AI Ultra