NEWS(10/05/12 14:47)
“quanp”クライアント「quanp.on」v3が公開、Windows 7のマルチタッチに対応
ファイルのメール送信機能が追加されたほかタグ機能も強化
(株)リコーは12日、同社の運営するオンラインストレージサービス“quanp”上のファイルを3D空間に並べてプレビューしたり、ファイルをアップロードできる専用クライアントソフト「quanp.on」の最新版v3.00を公開した。
最新版の主な変更点は、Windows 7のマルチタッチ機能に対応したこと。3D空間を模したファイルビューワーを、指でスクロール・拡大・回転させるなどして直感的に操作できる。
さらに、オンライン上にあるファイルのメール送信機能も追加されている。本機能を利用するには、まず画面左にある[送信]ボタンを押す。すると、専用のサイドバーが開くので、続いてサイドバーへ写真をドラッグ&ドロップしよう。最後に[ファイル送信]ボタンを押せば、最大で10人までの宛先へファイルをメールで送信可能。さらに、“quanp”の有料サービスを利用しているユーザーならば、ファイルの送信履歴も確認できる。
そのほか、タグを一覧表示できるサイドバーには、タグを絞り込み検索できる機能が追加された。ファイルをタグサイドバー上のタグへドラッグ&ドロップするだけで簡単にタグ付け可能になったのも、今回の改良点だ。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在“quanp”のWebサイトからダウンロードできる。“quanp”は、合計1GBまでのファイルを無料でアップロード可能で、そのほか10GBまでアップロードできる“Standard”コースは月額300円(税込み)、100GBまでアップロードできる“Quantum”コースは月額980円(税込み)の利用料が課金される。
なお、同社によるとiPhone版の“quanp”クライアント「quanp for iPhone」も準備中とのこと。公開は6月上旬が予定されており、iPhone版独自の機能も用意されるという。
- 【著作権者】
- (株)リコー
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.00(10/05/12)