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もう外部ツールは不要 ~Windows版「OneNote」アプリに写真のトリミング機能が搭載へ

マウスだけでなく、キーボードでもトリミング処理できる

Windows版「OneNote」アプリに写真のトリミング機能が搭載へ

 米Microsoftは10月10日(米国時間)、Windows版「Microsoft OneNote」アプリに写真のトリミング(Crop)機能を追加すると発表した。

 スライドに張り付けた写真をそのトリミングして、不要な部分を消去したいという要望は少なからず寄せられていたが、これまでの「OneNote」の画像編集ツールが貧弱で、写真の向きを変える回転機能ぐらいしかなかった。そのため、わざわざ事前に画像編集ソフトなどの外部ツールで写真をトリミングしておく必要があったが、「OneNote」にトリミング機能が内蔵されれば、その必要はなくなるだろう。

 トリミング機能は、ノートブック上の画像を選択すると現れるリボンの[図の形式]タブや、画像の右クリックメニューから利用可能。マウス操作でトリミング範囲を指定する通常の[トリミング]コマンドと、キーボードの矢印キーでトリミング範囲を調整する[Crop with Keyboard]コマンドが選べる。どちらかのコマンドを選択すると画像の上に格子状のガイドが現れるので、辺や隅のノブを操作してトリミング範囲を決めると、その通りに画像が切り取られる。

画像の上に格子状のガイドが現れるので、辺や隅のノブを操作してトリミング範囲を決める

 操作に失敗した場合は、[Ctrl]+[Z]キーで元に戻せばよい。

 この機能は「バージョン 2509」(Build 19323.10000)以降のWindows版「OneNote」で展開中。Windows版でトリミングした画像は他のプラットフォーム(Mac、Android、iOS、およびWeb)でも表示できるが、トリミング操作自体は今のところWindows版でしか行えない点には注意したい。